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石油化学: 切手で見る

 切手でも石油化学製品の精製装置が描かれています。今回は、切手で石油化学の世界をご覧にいれます。
石油化学(Petrochemistry)とは、何でしょうか。まず、石油化学について少々述べます。
 原油から、燃料油、潤滑油など石油精製工程については、ご覧いただきました。
 簡単に述べますと、石油を原料として種々の化学製品を作る化学のことです。これは、1920年代にアメリカで石油精製の分解工程において生成する
オレフィンガスから化学製品を生産したことからはじまります。現在では、石油のナフサ留分を主原料にしています。
石油化学製品は、大きく分けるとオレフィン系製品(ボリエチレン)、ポリエステル(合成繊維など)にわけることができます。
また、石油化学製品も基礎製品、中間製品、最終製品があります。
基礎製品としては、エチレン、ブロビレン、ブタジエンなどののオレフィンのほか、芳香族であるBTXなどの合成原料があります。
次に、中間製品にはエチレンから生成する塩化ビニル、プロピレンから生成するアクリルニトレル、ブタジエンから生成するアジビン酸などがあります。
そして、基礎製品、中間製品を原料として、ボリエチレンなどのブラスチック、ないろん6,6などの合成繊維、ブタジエンゴムなどの合成ゴム
などの最終製品ができます。

石油化学装置=各製品=

石油化学プラント全景 石油化学研究 石油化学基礎試験
石油化学基礎製品生成装置全景 石油化学基礎研究 石油化学製品基礎試験
石油化学エチレン ベンゼンレクレー ベンゼンプラント
エチレンプラント ケクレーとベンゼン核 ベンゼン核と生成装置
ブタンプラント ナフサブラント 農薬プラント ポリビニールプラント
ブタンプラント ナフサプラント 農薬プラント ポリビニールブラント

石油化学製品
 コンタクトから宇宙環境製品まで 

光ファイバー

ンターネットに代表される今日の情報ネットワーク社会は、従来の銅線を使った同軸ケーブルに比べ、はるかに大容量の情報が瞬時に伝達できる光ファイバー通信によって実現しました。
低コストで、加工しやすいプラスチック光ファイバーは、幹線からの引き込み線や、マルチメディア化が進むオフイス、家庭などでネットワーク化への利用が有望視されています。
光ファイバー 光ファイバーコネクター

宇宙環境に耐える

宇宙空間 日本、アメリカ、ロシア、EUなどが協力して2005年完成を目標に「国際宇宙ステーション」計画が進められています。
長期間にわたる宇宙ステーション建設のため、NASAのスペースシャトルはじめロシアや日本のロケットも、資材と人員の輸送に活躍することになっています。
宇宙開発は、地上では想像もできない厳しい環境との闘いでも有ります。
スペースシャトルは、大気圏への再突入の時、2000℃を超える熱さにさらされます。
真空の宇宙空間では、太陽に当たる面と当たらない面とでは、最大300℃近い温度差があります。このように過酷な環境に耐えるため、炭素繊維強化プラスチックなど、特殊な複合素材が使用されています。
 この強化ブラスチックは石油化学製品です。

メガネの世界

コンタクトレンズ 球に直接装着するコンタクトレンズは、安全で軽く、加工しやすいプラスチックの特性が生かされています。
ハードタイブ、そふとタイプ、酸素透過性タイプなど、様々なタイプがありますが、いずれもプラスチック製です
メガネレンズも、プラスチック材料が主流となり、軽量化がすすんでいます。
勿論、メガネフレームにも利用されています。



医療からファッションまで、幅広い用途で使われています。





                     写真 : マック・フォトリサーチ様資料より転用しました。

石油化学工業会 JPCA 様文献より引用



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