石油の工程・常圧蒸留装置

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手の意匠として描かれた石油精製装置は、デリックについて多数発行されています。
デリックが産油を象徴するなら、精製搭は、消費国の工業を象徴します。
今回は、切手に描かれた常圧蒸留装置を選んでその一部を紹介します。
尚、切手だけでなく蒸留塔を描いた記念消印については改めて紹介します。
これが、実に多い。旧ソ連邦、ポーランドなど社会主義国は国威高揚から発行しているようです。
製油所内でひときわ高くそびえて見えるのが製油所の心臓部ともいえる常圧蒸留装置です。
ガソリンや灯油、軽油などの石油製品の原料を原油といいます。原油は、製油所でそれぞれの用途に適した
石油製品に作りかえられます。まず、原油は、加熱炉で約350℃に熱せられた後「常圧蒸留装置」に送られます。
加熱された原油は、この蒸留装置の中で石油蒸気となりますが、そののあと冷やされて、沸点の低いものから高いものへと順番に、
いろいろな石油製品のもとに分けられます。
この工程を「蒸留」といいます。分けられた石油製品のもとを「留分」といいます。

蒸留装置図解

蒸留装置図解 圧蒸留装置で区分けされた留分は、沸点のものから順にナフサ留分、灯油留分、
軽油留分、残油留分に大別され、液化しない最も沸点の低いガスは別に取り出します・これらの留分やガスは、さらにいろいろな装置により化学的、物理的に精製及び処理され、それぞれの用途に適した精製度の高い、品質の良い最終製品になります。
 また、残油留分は、潤滑油の原料として添加剤などを混合してエンジン油、ブレーキ油など其の他のの機械油に利用されます。

 処理の方法により、灯油留分を多くしたりガソリン留分を多くしたりして、その時の需要に対応しますが、限度あり特定留分だけを多く生産することは不可能です。
そこが、泣き所です。
参考 資料
石油連盟・北海道石油システムセンター様より
最終工程残ったタール部分がアスファルト原料となります。
蒸留装置 蒸留装置 蒸留装置 蒸留装置4
ベネズエラ ベネズエラ チェコスロバキア インドネシア
蒸留装置5 蒸留装置6 蒸留装置7 蒸留装置8
スペイン インド チリ オーストリー
蒸留装置9 蒸留装置10
ブラジル コートジボーアール
減圧蒸留装置 石油輸送 パイプラインへ


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